15歳のとき(2018年)、進学先の高校を選ぶ場面で、本人は「少しでも上のレベルの学校に行くのが当然」という固定観念に縛られていました。
選んだのは、学力・部活動の水準がやや高い、家から片道1時間の高校。
ところが、実際に通ってみると通学時間の負担や学校の雰囲気が自分に合わず、後に転校を決意。この選択は結果的に「× 失敗だった」と評価されています。
選択肢の比較は「レベル」だけでなく、「生活全体のバランス」で行うべき。
学力や部活の水準だけにとらわれると、通学や人間関係など、毎日の暮らしに影響を与える要素を見落とすことがある。
「正解」は最初から決まっていない。
「行くべき高校はここだ」と思い込んでいたが、もっと多面的に自分の希望や価値観を整理しておけば、違う選択肢が見えたかもしれない。
「失敗」も、次の選択を良くする材料になる。
転校という結果を経て、今では「将来の選択は、もっと自分のスタイルに合った形で」と考えられるようになった。この成長こそが、選択の本当の価値。
このエピソードでは、「偏差値」や「学校の評判」だけで選んだ結果、通学負担や居心地といった日常の重要な側面が見落とされていました。
✅ 活かし方:
→ 「A高校」「B高校」などの候補を縦に、以下のような要素を横にして比較表をつくってみる。
学校名 | 通学時間 | 部活のレベル | 勉強のレベル | 校則の厳しさ | 自分に合うか? |
---|---|---|---|---|---|
A高校 | 10分 | 弱いが自由 | 普通 | やや緩い | ○ |
B高校 | 40分 | 弱い | 高い | 厳しい | x |
C高校 | 60分 | 強い | 高い | 厳しい | × |
→「偏差値」以外にも、自分の生活に関わるポイントを入れることで、後悔の少ない選択がしやすくなる。
Sense Forkでは、他人のリアルな分岐点(選択の理由や結果)が多数投稿されています。